副工場長(株式会社三星)佐々木 貴史のエピソード
うちの会社でつくった
ニシンの燻製を食べた息子が、
「父ちゃんの味がする!」って(笑)。
佐々木 貴史 プロフィール県外で就職しその後八戸に帰郷。副工場長として製造現場での管理業務や社員の育成を行う。プライベートでは家庭を第一に育児を楽しみながら、地域の行事にも積極的に参加する3児のパパ。
子育て世代にとって、八戸缶詰の働きやすさは?
家庭を優先できるように、
仕組みづくりも大切にしています。
突発的な家族の体調不良や家庭の用事などが起こった時に、それが誰であっても周囲に気負いすることなく休める会社の風土にはいつも助けられています。もちろん部下に対しても、何かあった時には家庭を優先し早退などをしてもらうように声をかけますし、誰が休んだとしても問題なく現場が回るような体制づくりを日ごろから心掛けています。
アクシデント以外にも、例えば地域の行事がある時にも休みをとって参加をさせてもらっています。私自身子どもがいるので、地区の『親父の会』での運動会やお祭りなどでの活動を通じて、地域の方や子どもたちとふれあうことでリフレッシュしたりと、仕事を頑張る原動力にもなっています。
食品製造の仕事の面白さを教えてください
同じ工程で作っても、
同じものができないところ。
原料となる海産物にもひとつひとつ個性があり、原料の品質や肉質などの違いによって工程が同じでも製品に差がでるというのは、工業製品などとは違うところかもしれません。その中で経験や読み取ったデータをもとに、工程を調整して品質を追求していくことに面白さを感じています。
若手社員にもよくアドバイスをするのは「与えられた仕事に興味を持とう」ということ。私自身も若い頃は仕事をルーティンでとらえていましたが、工程の意味を理解して知識をつけることで、それまで出来なかった具体的な提案の選択肢が増え、先輩や社外の方とも一緒にモノづくりを楽しむことができるようになりました。
仕事について、家族の反応はありますか?
目立たないけど、
身近な存在だと思います(笑)。
地元のスーパーや食料品売場で自社の商品を目にする機会も多いので、身近には感じてくれていると思います。地場のメーカーさんと地場の食材を使った缶詰を製造したりもするので、微力ながら地元に貢献もできているのかなぁと嬉しい気持ちになったりもしますね。そういえばこの間、母親が知り合いからもらってきた『ニシンの燻製』がたまたまうちの工場でつくっているものだったんですが、それを見て匂いをかいだ息子が「父ちゃんの味がする!」っていったんです(笑)。子どもが小さな頃に工場見学に連れてきたり、うちに帰った時の作業着についた燻製の匂いが記憶にあったのかもしれませんが、喜ぶ子どもの顔を見て驚きと同時に少し誇らしい気持ちにもなりました。
私のイチオシ
風通しの良い社風
気軽に子どもを会社に連れてきたり、そこに社長や社員のみんなが来て話しかけてくれたり。そんなアットホームな雰囲気が私は好きですね。家族も一緒に参加できる会社企画のレクリエーションも多くて、みんなで『うみねこマラソン』に参加したり、ボーリング大会なんかもコロナ前はよくやっていました。「プライベートが充実しているからこそ、仕事も充実できる」と会社が思ってくれていることを、肌で感じられる社風です。
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